瞑想のやり方

(目次)

瞑想のやり方

瞑想は難しいものでは全くありません。このページでは瞑想のやり方について詳しく説明していきます。私は南米シャーマンより瞑想のやり方を直接伝授されました。その方法を今回公開しようと思います。この方法の一代特色は、思考や雑念を強制的に停止させることにあります。

瞑想のやり方

手順1

まず座法は何でも良いので背筋を正して座る。ポイントは特になく自然な感じで、背筋が伸びていれば一切問題はないです。

手順2

座が組めたら、瞑目(目を閉じます)します。
このとき、心の中にイメージを思い浮かべます。南米のシャーマンの方法では、心に美しい風景を描くのです。ポイントはなるべく、鮮明に、臨場感に富んだ繊細な風景を心象に描写し、それに意識を集中させます。

手順3

そのイメージから意識を離さずに、5分10分ずっと、イメージを心の中で鮮明なままにして保ち続けます。すると、次第と深い瞑想状態に入っていくことが可能です。深い瞑想に入った感覚というのはどういうものかと申しますと、体感覚がなくなり、あたかも自分自身が空気に溶け込んだような状態です。このとき、呼吸は極めて深くなり、一呼吸10分自然と続くようになります。

手順4

深い瞑想状態に入ったら、イメージを描くのを止め、ただ座ってください。何も考えずに、ただに身を任せる感じです。(道元の只管打坐のような面持ちです)そして、脳内で快楽物質が放出されている様(さま)がわかるので、その快感に意識を集中し、あるがままに身を任せるのです。(放下する)

手順5

ある程度の目途がついたら、瞑想を終了します。しかし、いくらでも瞑想を続けていっても良いのです。瞑想は習熟すれば何時間でも苦痛なく持続させることが可能なのです。

瞑想の効果

この瞑想の方法は、師から私が教わった手法で、瞑想の初心者にはうってつけです。効果は、とてつもなく深いリラックス感を覚え、生きていてよかったという極めて充実した心理状態へ誘われます。

瞑想のやり方にこだわりは一切不要

瞑想のやり方はイメージを用いる方法だけではなく、様々な方便が存在します。自分に合ったものを見つけてそれを実行してください。なかなか瞑想がうまくいかないことは初期のころに起こりがちですが、構わずに毎日毎日来る日も来る日もとにかく続けていくと、自然と深い瞑想状態に到達することができます。

息を数えて、意識を集中させても、この方法のようにイメージを心に描いても、抽象的な物事に注意を向け、思案する(公案)なんでもOKです。瞑想のやり方にこだわらず、とにかく続けていくことが大切です。

深い瞑想とは?

習熟してきますと、瞬間的に深い瞑想に入ることができ、心に思考、雑念、想念は浮かばなくなっていきます。雑念は消えては生じ、消えては生じを繰り返しているうちに、雑念が生じるのと消える瞬間が、同一になります。このとき、無をあなたは体感がすることができ、このとき至上の喜びを痛感することになるでしょう。

私が日常的に瞑想法で経験すること

私の経験ですと、体外離脱したり、臨死体験のような神秘体験をしたり、そういった出来事が頻繁に起こります。一日10時間も座っていても、時間軸が変異しているので、10時間が数分で過ぎていくのです。このように、瞑想は深いほど時間の流れは迅速になっていきます。

流れ星のように一瞬で過ぎていっていくわけです。

(参考:)
瞑想と臨死体験
瞑想と魔境

瞑想のやり方(まとめ)

意識を何かに(何でもよい)集中させる。意識を集中させていると次第と思考や雑念は減っていき、雑念が生じた瞬間に消滅する゠無の状態を体感できるようになる。瞑想のやり方に、これでなければいけないということは決してなく、瞑想者各々が一番やりやすいと素直に感じる方便を用いると良い。ヴィッパサナでもサマタでも何でもよいので、とにかく瞑想の習慣をつけることが、正しい瞑想のやり方だと形容することもできます。しかし、瞑想の方法として心に何かイメージを描く手法はかなり有効ではある。

何故かというと、イメージを描くと右脳が活性化し、左脳の言語作用゠雑念、思考は強制的に停止するため。

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